「軸」というのは、今までの人生での様々な経験や見聞などをベースに育まれた、
今後生きていくうえで大切にしたい考え方のことです。
仕事や生活における価値観ともいえます。

なぜ、仕事をするのか?
なぜ、その会社なのか?
なぜ、その職業なのか?

それぞれの質問に対して自分の気持ちに正直に回答したときに、
通底に流れるひとつの考え方にいきつくことがあります。
または、それぞれの回答をつなぐ考え方が見えるときがあります。
それがあなたの現時点の「軸」です。
もちろん将来的に変わる可能性がありますが、今後変わることを前提としつつも、
現時点での自分の軸をきちんと自覚していることが大切です。

自分の中の生き方や大切にしたい考え方、職業に対する考え方に軸があることは、
自分の中で何かを決める際の原理原則があるということと同じです。
その軸をベースとしながら、仕事、業界、職種・・・など、
社会人としての自分のありたい姿がイメージできているため、
面接での受け答えは当然スムーズになります。
質問の意図に応じて、自分の言葉で自分のことを語ることができるのだと思います。

「軸がぶれていない」という言葉を時々耳にしますが、
これは私は非常に大事なことだと思っています。
考え方や行動などの基軸がしっかりしていないと、何かあったときに慌てたり、
目先の状況に一喜一憂し冷静に物事に対処できなくなるからです。
どのような集団やチームであれ、リーダーを担う人には、
局面局面で一喜一憂するのではなく、
先を読んだ上で今どうすべきかを考える姿勢を持ってほしいです。

会社説明会で福利厚生のことばかり質問する学生の大半は、まだ軸ができていない人です。
軸が見えないため「周囲からみてケチのつけようがない完璧な会社」
を見つけるためのあら探しをするのです。
「2ちゃんねる」や「みん就(みんな就職活動日記)」などの
ある意味無責任な情報に過度に反応するのもこのタイプの方だと思います。

軸がある人の就職活動では、
自分がやりたいことができる環境(会社)かどうかということが大事になります。
福利厚生などの周辺の細かいことはあまり気にしない人です。
自分が頑張れば結果もついてくる、と考えている方も見かけます。

自分の軸を自覚している人の多くは、何かに一生懸命取り組んだ経験があります。
目標に向かって悩み、それでも必死に前に進もうとするプロセスで、
自分が何を大事にしているのかが自ずと見えてくるのだと思います。
こうした経験がなくても、普段の自分の言動を冷静にじっくり振り返ることによって、
自分の軸を認識することは十分可能です。

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投稿者プロフィール

Koichi TAKADA
Koichi TAKADA
東京都葛飾区在住、新卒専門の就職活動コンサルタント
北海道日本ハムファイターズの25年以上のファン