大学へ電話をしただけで就活生からお問い合わせが来た長野市の会社
(採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2025年7月14日配信分より)
2025年6月1日時点での26卒就活生の内定率は、81.6%です。
前年同月比より0.8%マイナスです。
昨年と同じ動き方になったとも言えます。
そのため、25卒採用で夏以降に成功した会社は同じ方法を実践すれば、今年も結果が出せます。実際に出ます。
私は先月、長野市で3回講演を行いました。
そのうち2回は26卒新卒採用に特化した内容でした。
今回はその講演に参加した企業で実際に成果が出た事例をご紹介します。
私は講演でいつも「運動部の最後の試合が終わった次の日に電話かメールをしましょう」と伝えています。
大学が力を入れている運動部は、試合が終わるまでは練習しかできません。
たとえ4年生でも就活をする余裕がないのです。
試合が終わってようやく就活を始められます。
しかし内定率はすでに80%を超えています。
そのような中で、「今も募集しています。あなたからの応募を待っています」と貴社から連絡が来たら、学生にとっては救いになります。
だから応募が来るのです。
7月5日、全日本大学駅伝の上信越地区予選が行われました。
この予選会に6つの大学が出場し、代表枠は1つです。
6つの中で本気で出場を目指す大学が3つあります。
今年は信州大学が本戦に出場を決めました。
惜しくも敗れた2つの大学の駅伝部の4年生は、次の日からようやく就活を始められます。
そこに、講演に参加した長野市の会社の社長さんが動きました。
その2つの大学の駅伝部の部長さんと監督さんに直接電話をかけ、「ウチは今も新卒採用を行っています。ぜひ学生をウチに!」と伝えたのです。
キャリアセンターに連絡をしないことがポイントです。
それぞれの部活動の状況をいちいち細かく把握していないためです。
部長さんや監督さんの方が、部員全員の状況を最もよく知っています。
電話をした後、駅伝部の学生から直接お問い合わせが入りました。
すぐに面接の日程も決まりました。
費用は電話代だけです。スカウトも合同企業説明会も使っていません。
追加の出費はゼロです。
「高田さんの話を実践したら本当に応募が来ました」と、社長さんから感謝のメールが届きました。
新卒採用の成功は、お金よりも知恵を駆使した直接的な行動が決め手になります。
今も結果が出せる方法はありますよ。
その長野市での実例を紹介しました。
高田晃一への講演依頼
http://takada188.com/alectures
高田晃一の採用活動コンサル「採用の家庭教師」
http://takada188.com/saiyocon-2
高田晃一の3時間でZ世代が集まり辞めない会社に変わる社内研修
http://takada188.com/kenshu
採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」
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http://takada188.com/info/tegami
高田晃一のレギュラーラジオ番組
ふくろうFM「タカダ式!成功する新卒採用」
番組のHP:http://takada188.com/296fm


