昨日、数学科に在籍する2021年卒就活生から質問が来ました。

「機械メーカーの開発職を志望しているのですが、数学科で開発はできるのでしょうか?」

できるのですね。

機械メーカーの開発職は機械系学科を卒業していないと就けない、というイメージが強い。

しかし、数学科卒業でも機械メーカーの開発職に就くことができるのです。

開発に数学が必要だからです。

このような感じで機械メーカーだからといって、機械系学科の就活生からしか受け付けていないことは全くないよ、という内容を述べます。

本日の日経産業新聞12面では、ホンダが乗用車用シートの開発に再び力を入れ始めた、という内容が掲載されています。

この記事の本意に即しますね。

自動車用シートをはじめ「座る」ことの研究において、世界で最も進んでいるのが、実は日本の自動車メーカーなのです。

ホンダよりもトヨタの方が、研究が先進的です。

長時間の運転でも疲れないシートを作るため、人間工学などを駆使した研究が行われているのです。

よって、世界中の家具メーカーは、疲れない椅子を作るためにトヨタとかホンダとかからレクチャーを受けたり、共同開発をしたりしています。

よって、私は何を言いたいのか?

自動車メーカーだからといって、機械系学科と電気系学科からしか新卒採用していないと思っていたら、これは大間違い。

化学系学科とか芸術学部といった、学生目線では自動車と結びつきづらい学部学科からも多く採用しています。

「自分の学科とは関係ないから止めておこう」と考えてはいけません。

あなたが着目した企業の事業内容を詳しく調べると、あなたが学科で勉強している内容を必要としているケースが結構多い。

さらに言うと、多くの就活生はこの考え方をしないため、競争倍率が低く、内定を獲得しやすい。

良くある例は、大手ゼネコン。

ゼネコンゆえ、建築系学科枠や土木系学科枠の競争倍率は圧倒的に高い。

しかし、機械系学科枠や電気系学科枠や理学部枠の競争倍率が低く、さらには応募が少なすぎて困っている大手ゼネコンもあります。

よって、就活生の皆様は自身が所属している学部や学科の枠を無視して、あらゆる業界や事業に興味を向けましょう。

あなたの就職活動の質が上がり、卒業後の社会人生活が、より良いものになりますよ!

 
 
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