7日付の日本経済新聞28面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD312AC0R30C23A1000000/
大学入試における数学の回答欄を論じています。
そのとおりだね、と思いました。
短答式は短時間で正解を導き出すスキルが試されます。
よって、正解が出せれば修士レベルのテクニックでも何でもOKですが、間違えたらゼロです。
それに対して、記述式は正解は出せなくても、途中式で加点できます。
ここで点数を稼げます。
本入試で全問間違えたのに、途中式での加点で点数を獲得して東京大学に合格した人を知っています。
私は短答式も記述式も両方を追い求めすぎたため、模擬試験での偏差値は70とか80とか90とかに行けたのですが、本入試では同じ学科に6回落ちました。
これはいけないね。
しかし、受験向けの数学の勉強は非常に大事です。
なぜか?
記事の最下段より「何を書かないか」を体得できて且つ「適切な解き方」が丸ごと、プログラミングのスキルに直接につながるためです。
全てのプログラム言語に言えますが、文系学部を卒業された方のプログラムを見ますと、総じて遠まわりすぎて、回りくどいコーディングが多い。
もっとショートカットできるじゃん、と思わせて仕方がない。
だから動作が遅い。
要らんバグが多い。
工数が余計に増える。
ここに中学校や高校で数学をしっかり勉強してきたかどうかが、とてもわかりやすく出てくるのです。
受験勉強で得た経験が社会人になって仕事をするとき、思わぬところで役立ちます。
それが結構多い。
だから文系学部志望でも、特に数学の勉強は大事だよ、という内容を中学生と高校生のお子さんを持つ友人に話してきました。
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