3日の読売新聞14面より。
https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20240603J1TYMBD1200040/

就活生は面接で第1志望ではない会社でも、忖度して「第1志望だ」と言っちゃうよ、と解説しています。

選考を行う企業の視点から見ます。

内定辞退を喰らうのは精神的にも費用的にも超絶的に辛い。

だから確実に入社していただける就活生だけを抽出したい。

だからといって「第1志望ですか?」と、そのまま直接に訊くのはヒネリもセンスも無さ過ぎます。

ダメです。

しかし、内定辞退のリスクは軽減させたい。

だったら視点をずらした質問をすれば良いのです。

確実とまでは断言できませんが、内定辞退のリスクをざっくりと見極められる質問がいくつかあります。

採用支援業界で有名なのは「この面接のためにあなたはどんな準備をしてきましたか?」です。

志望度が高いのでしたら絶対に落ちたくないので、相応の準備をしてきたはずです。

その結果、内定辞退のリスクが低いことが見えます。

出たとこ勝負ではなく、きちんと準備をして仕事に臨む人だと分かるので、入社後もきちんと教育をすればすんなりと仕事を進められる可能性が高いことも見えます。

そういうことですよ。

上手に面接の質問を作れば、目の前にいる就活生の本性が結構容易に分かります。

内定辞退のリスクも窺えますし、入社後にどれくらい活躍するかもある程度見えてきます。

なんとなく雰囲気で面接をするのではなく、正確に質問を作ることが採用と定着を成功するためのひとつの要素ですよ!

その面接の質問の作り方は、今度の木曜日に佐賀商工会議所で話してきます!


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