採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2024年7月29日号より
2025年が始まって、リアルでの合同企業説明会の開催件数が急増している感じがします。
筆者は合同企業説明会のブースの販売も行っているため、「高田さん、ブース売ってくださいよ」とオファー件数が昨年より2倍以上来ている感触があります。
ご存知のとおり筆者私は、就活コンサルタントをしているため、就活生(Z世代求職者)の就活における行動パターンを熟知しています。
行動パターンを踏まえると、すぐにブースを販売できません。
どうしてでしょうか?
これこそが、中小企業が(新卒も中途も)採用で苦戦する理由であり、その光景を合同企業説明会でとても明確に示しています。
その理由は、有名企業と同じ土俵に乗っているためです。
最もわかりやすいのは合同企業説明会です。
中途の求職者も新卒の就活生も皆、有名企業のブースだけに行き「目的は果たした」と満足して帰宅します。
中小企業に目を向けるという発想なんて全く無い。
ブースに来ない。
だから苦戦をするのです。
ここで有名企業ではない貴社が合同企業説明会で採用を成功するためのポイントが見えます。
有名企業が出展しない合同企業説明会に出展するのです。
ブースを販売する会社に対して「他にどんな会社が出展するんですか?」と質問しましょう。
有名企業がひとつでもあったら、その合説は絶対にNGです。
止めましょう。
筆者がオススメなのは、商工会議所や中小企業家同友会、自治体や官公庁が主催する合同企業説明会です。
有名企業はマイナビか学情とかしか出展しないので、有名企業の出展はありません。
主催者はその旨はきちんと理解しています。
より多くの求職者に来ていただけるよう、営業活動をしっかり行っていただけます。
よって、ブースに座っていただける(新卒も中途も)求職者が出てきます。
合説から採用ができる確率が格段に上がります。
このような合同企業説明会の出展企業を募集する記事は、自治体や商工会議所などのサイトに書かれています。
香川県坂出市のように、出展に対して補助金が出る自治体もあります。
あなたも早速、出展の検討を始めるべく、地元の役所や商工会議所にお問い合わせをしましょう。
合同企業説明会について、いろいろな情報が掴めますよ。
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