採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2024年9月9日号より
2025卒新卒採用において8月1日時点で、留学生の内定率が観測史上初めて半分を超えたそうです。
筆者は「遅いよ」と思います。
アメリカやヨーロッパではなく、わざわざ日本の大学・大学院に入ってくださり、さらに卒業後も日本で働きたいと言っているのですよ。
「本国はどうなんだ?」とツッコミを入れたくなるのですが、日本人としてそのモチベーションに応えないとダメですよ。
ムリして採用基準を落としてまで日本人学生だけに絞っているから、新卒採用はうまくいきません。
入社後も早期退職が続々と起きるのも、これが原因です。
だったら日本の会社で働きたいと考えている留学生に内定を出して、入社していただければOKです。
これだけで新卒採用がうまくいきます。
この号を配信した今も、早慶上理ICUGMARCH関関同立レベルに在籍している留学生の就活は、かなり困っていますよ。
先月、早稲田大学4年生と大阪大学大学院修士2年生のインドネシア人から相談を受けました。
話を伺いまして、ノウハウを提示したらすぐにBtoBの日本企業から内定を獲得することができました。
とても良かったです。
例に挙げたのはたまたまインドネシア人ですが、ベトナムやパキスタンなどでも同じことが言えます。
わざわざ飛行機代を使って呼ばなくても、片道1000円未満の電車賃だけで優秀な留学生に出会えます。
じゃあ、どうすれば出会えるのか?
やってはいけないのはキャリアセンターに訪問することです。
キャリアセンターは能動的に訪問した学生しか対応していないため、留学生ひとりひとりの事情を知りません。
そしたら誰が知っているのか?
留学生が在籍している学科の学科(学部)長の先生です。
大学によっては、学科(学部)ごとに就職担当の先生を配置しているところもあります。
先生に対して「貴学科の留学生、弊社でお世話しますよ」と問い合わせましょう。
自身の学科(学部)に留学生が在籍しているのでしたら、すぐに対応していただけます。
学内でもお問い合わせする先が違うのです。
ここまで係る費用は電話代だけです。
超安価ですね。
こういったところで留学生の採用ができるのですよ。ぜひ実践しましょう!
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