採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2024年9月23日号より
7月24日の日本経済新聞北関東版より。
世界大手の化学メーカー、デクセリアルズはオランダの工学系就活生を本社に招待して説明会を開催したそうです。
栃木県下野市に本社があるこの会社はカメラやテレビ、スマホなどの部品で使う化学の分野で世界1位のシェアを獲っています。
業界内の知名度は絶大なのですが、世間的な知名度だけで選考を受ける企業を決める日本の求職者(就活生)には全く人気が無い。
しかし世界のトレンドは、知名度ではなく事業内容で選考を受ける企業を決めます。
さらには日本以外の世界では今、特に新卒はものすごい就職難です。
これを事実を知れば貴社の採用が成功する方法がひとつ思い浮かびます。
日本で働きたい外国人を採用することです。
そのような人はどこにいるのか?
新卒でしたら、それぞれの学科長の先生(キャリアセンターではないよ!)ですし、中途でしたら地元のハローワークに相談しましょう。
最も成功率が高いのは、外国にある大学の外国語学部日本語学科の学生です。
専攻に日本語を選んだ関係から日本で働きたいと考えている人が多いのですね。
筆者の事例を挙げますと、小田原市にある水産加工の会社の採用支援をしていたとき、社長さんが持っていた名刺を見直した中にノルウェーの大学があり、そこには日本語学科もありました。
連絡をしますと、「日本の会社に入りたい」とすぐに返信が来まして、もうその場で採用ができました。
素晴らしい。
メールを送っただけですので、かかった費用はほぼゼロです。
さらにはノルウェーとのパイプも強くなって、全社の粗利も大幅増です。
さらに素晴らしい。
このように日本だけではなく、世界のトレンドを知り感じて、その後に日本の採用を見直すと、自社の強みを活かしてお金を使わずに採用ができる方法が見つかりますよ!
その事例をひとつ紹介しました。
採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」
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