一昨日の読売新聞29面より。
https://www.yomiuri.co.jp/article-search/detail/20241127J1TYMAL1300010/
新卒採用において、企業から就活生へのセクハラに対して厚生労働省は、企業にセクハラ防止策の策定を義務づけるそうです。
まずOB訪問が有り得ない。
女子学生に対して、男性社員に会わないと内定を獲得できない仕組みの有名企業が結構多く有りますね。
津田塾大生に特化したOB訪問プラットフォームが有るのが、とてもわかりやすい。
もっとひどいのは面接です。
面接は本来、自社で求める能力と性格を就活生がきちんと持っていることを確認する場です。
しかし、スリーサイズとかのような厚生労働省が指定する面接で振ってはいけない質問を、バンバン振ってくる。
それ、仕事に関係ないでしょ。
私がこの仕事を始めた当時から、就活セクハラの問題がありました。
しかし、2024年の今も解決していないのは、罰則規定が無いためです。
担当した管理職も役員もムショに入れれば良いんだよ。
暴行罪として立件できそうなんだけど、できていない現実があります。
しかしこれは、就活生にとっては大きなチャンスです。
就活セクハラともうひとつ、圧迫面接を喰らったら(喰らいそうになったら)、「この会社はセクハラやパワハラと見做せる行為をしても、それがいけないことだとわからない会社だ」「セクハラやパワハラを喰らっても無視する文化の会社だ」と判断できます。
ここで会社の本当の社風が見えます。
ナビサイトや会社説明会、インターンシップなどで如何にウソをついているのかが、特に面接で容易に丸わかりになります。
素晴らしい。
さらにX(Twitter)、みん就、就活会議で喰らった経験をシェアしましょう。
もちろん、キャリアセンターとハローワークにも通報しましょう。
面接は企業が就活生に対して「ウチに合う人か」を見極める場です。
同時に就活生にとっては「私が働く場所として相応しいのか」を見極める場です。
内定を獲りたいからといって、媚びへつらってはいけない。
就活生の皆様は面接の場において、担当する面接官の振る舞いをよ~く観察しましょう。
自身が精神的にラクして働ける会社かどうかを判断する重要な材料になりますよ!
(参照)厚生労働省による学生向け就活ハラスメントの案内サイト
https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/syukatsu_hara/student/
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