採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2024年12月2日号より
11月27日の読売新聞29面より。
企業から就活生に受ける性的な嫌がらせ「就活セクハラ」を巡り、厚生労働省は企業に防止対策を義務付けます。
立場の弱い就活生の被害が相次いでおり、面接などのルール策定や相談窓口の設置を求めるそうです。
中途も新卒も採用の過程で求職者(就活生)に対して、セクハラを含めていろいろな嫌がらせ(ハラスメント)をしてくる企業の方はたくさんいます。
平成の時代から就活ハラスメントの問題があり、厚生労働省はパンフレットを作って学校のキャリアセンターやハローワークで配布しています。
企業の方が特に注意したい面接です。
貴社は面接でハラスメントをしているかもしれない。
これが原因で貴社への応募が来なくなっているかもしれない。
面接でやるべきことは「ウチで活躍できるか?」と、性格と職能の確認をするだけなのです。
それなのにマウンティングしたいがために性格・職能の確認とは全く関係ない人権侵害となる質問を振ってくる。
ハローワークを通じて応募した求職者は面接が終わった後、ハローワークから電話が来ます。
面接の感想と振られた質問を知るためです。
ここで人権侵害となる質問を振ってきたら「この会社はハラスメントをする会社だ。紹介してはいけない」と判断して、貴社への紹介はサイレントで止めます。
新卒の就活も同じです。
キャリアセンターに報告する仕組みがあるので、そのような報告が来たら、出入禁止にすることもあります。
結構多いですよ。
貴社に応募が来ない理由は、ここにあるかもしれない。
意外に多い。
「私はやっているつもりはない」と言っても、現実は通報されるほど痛いハラスメントをしています。
ダメです。
きちんと自覚して貴社から率先して改善しましょう。
先ずは面接です。
ハラスメントにならず、求職者の本性を正確に見抜ける質問の作り方はあります。
下の「採用の家庭教師」で話しています。
質問を正しく振れば、辞退をさけることもできます。
倫理的にも正しい方法で採用を成功させましょう!
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