採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2025年1月27日号より
令和の今では採用活動において、SNSの活用が重要視されています。
その発信内容が求職者に与える影響について、マイナビがグッとくる調査結果を発表しました。
調査結果から、特に「TikTokで新入社員が踊っている」や「癖の強い朝礼の様子」を紹介するコンテンツは、視聴回数が多くても、求職者にマイナスの印象を与えることを教えてくれます。
求職者はこれらの投稿を見て、「自分も入社したら同じように踊らされる」や「この会社はパワハラを容認している」と感じ、応募を止めます。
一部の同業者は、視聴回数の多さが応募者数の増加に直結すると誤解させ、上のような動画の制作を推奨することがあります。
しかし、視聴回数と応募件数には直接的な相関関係は無い。
実際に視聴回数が少なくても質の高い応募が集まるケースも多々存在します。
このような誤ったアドバイスに騙されてはいけないよ。
では、求職者は企業のSNSにどのようなコンテンツを求めているのでしょうか。
マイナビの調査では、「会社の雰囲気がわかる動画」「入社後の初期業務や教育体制の紹介」「1日や1週間の業務の流れ」です。
実際の働き方や職場環境が理解できる情報を求めていることが示されています。
これらの情報を発信することで、求職者は企業への理解を深め、応募意欲を高めることができます。
実際に私のお客様で、YouTubeに投稿した動画の視聴回数が一桁にもかかわらず、複数の応募者を獲得できました。
視聴回数にとらわれず、求職者が本当に知りたい情報を提供することが、採用を確実に成功するための最も重要な箇所です。
とても簡単です。
SNSを活用した採用活動において、視聴回数や一時的な話題性に惑わされず、求職者のニーズに応じたコンテンツを発信することが求められます。
これにより、企業の魅力を正しく伝え、貴社にとって永く定着する人材の採用が成功する確率を大きく高められます。
引用元のマイナビの調査結果: https://x.gd/Jbc94t
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