採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2025年2月10日号より

採用サイトや説明会での失敗の原因として、事業内容をゼロから説明するような、既に求職者が知っている情報を繰り返して話すことが挙げられます。

これでは、求職者に「もう知っているよ」と飽きられ、応募意欲を削ぐ結果となります。

確実に採用が失敗します。

じゃあ、何を説明すればいいのか?

この答えとなる調査結果が発表されました。

1月24日に学情が26卒就活生を対象としてミスマッチをテーマにした調査結果を発表しました。

最下段にURLを載せています。

新卒採用に関わる調査ですが、結果をじっくり見ますと、中途採用においても十分に通用します。

中途採用がうまくいくための方法も見えてきました。

新卒採用において、求職者が最も重視する要素として「働き方(休日休暇・労働時間)」が挙げていおます。

しかし中途採用においては、ちょっと違う。

求職者は前職までの経験から「性格の合わない人と働きたくない」と強く感じている。

よって、働き方は二の次で次の順位にある「社内の雰囲気」と「仕事の内容」を重視する傾向があります。

中途求職者は次の会社ではすぐに退職したくないため「この会社で私は楽しく働けるだろうか?」と強く気にしています。

ここから採用活動においては、社内の雰囲気や人間関係、1日・1週間の仕事の進め方を具体的にアピールすることが、とても効果的です。

もっと具体的には、社員のインタビュー動画や、実際の業務(現場)風景を紹介するコンテンツを採用サイトに掲載しましょう。

求職者は自分が働く姿をイメージしやすくなり、応募しやすくなります。

実際に神奈川県鎌倉市のある企業では、採用サイトに社員の日常や職場の雰囲気を丁寧に伝えるコンテンツを充実させた結果、中途採用に成功しています。

求職者の視点に立ち、彼らの不安を解消する情報を提供することで、中途採用は容易に成功します。

中途採用における若年層の応募を増やすためには、求職者が本当に知りたい情報を提供し、彼らの不安を解消することが鍵となります。

貴社の魅力を的確に伝えることで、採用活動の成功につなげていきましょう。

引用元の学情の発表:https://x.gd/Kv1FC

 


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