(採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2025年6月2日配信分より)

中途採用において、転職活動で地元の求職者がどの手段を使っているかを知ることはとても重要です。

最近発表された調査結果に、その答えが明確に示されました。

全国の社会人を対象にした調査で、転職活動の手段として最も多かったのは「求人サイトへの登録」で37.2%。次に「ハローワークに行って探す」が33.7%でした。

この結果より、大きな費用をかけずに採用活動を成功させるヒントが見えてきます。

貴社も含めて多くの企業は、1位に挙がった求人サイトに情報を載せます。

しかし、実際には応募が全く来ない!

その理由は、調査に回答した人の多くが東京23区や大阪市のような超大都市に住んでいるためです。

求人サイトが機能するのは、これらの都市だけです。

それ以外の地域では効果が現れにくい。

柏市や堺市などの都市でも、求人サイト経由での応募が減っています。

その背景には、サイトに登録するための情報入力の多さがあります。

名前や住所だけでなく、学歴や職歴など細かな情報を求められることが多く、特に若い求職者は途中でやめてしまいます。

若い求職者は何を使って仕事を探しているのでしょうか?

答えは調査結果の2位にあります。ハローワークです。

ここに中途採用を成功させるカギがあります。

費用をかけずに成果を出すには、ハローワークに出す求人票の内容を見直すことが効果的です。

仕事内容を未経験者にもわかりやすく伝えるような工夫をしましょう。

現在はハローワークの求人もWEBやスマホアプリで閲覧できます。

ここには写真の掲載も可能です。

実際に職場の様子を見せることができれば、応募する側も安心感を持ちます。

求人票の質が高ければ、それだけで応募が来る確率を格段に上げられます。

ナビサイト販売会社は「このままだと誰も来ませんよ」と不安をあおってきますが、それは自身のノルマに貢献するためであり、採用成功とは全く関係がありません。

そもそも、ナビサイトを使っていない求職者に情報を出しても届きません。

採用は、求職者の行動に合わせることが成功の近道です。

今回の調査結果はそのことを裏付けています。

少ない費用で確実に成果を出すには、地元の性格に沿った方法を執りましょう。

引用元の調査結果: https://x.gd/YHZEK

 


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