弊社では採用活動についてのセミナーや講演を継続的におこなっています。

当然、面接の方法についての話もしています。

貴社が求めている人物像に照らし合わせて、学生や求職者の本当の性格や能力を見抜ける質問の作り方をお伝えしています。

このとき、国で決められている面接で訊いてはいけない質問についての話をしているのですが、規模が大きめの会社ですと、全社でコンプライアンス遵守の精神があるので、「この内容は知っていますよ」と言われます。

しかし、中小企業ですと、こういったことには無知です。

よって、訊いてはいけない質問をしてしまいがちです。

これではいけない。

新卒採用で言いますと、学校から「こういった質問が来たらすぐにキャリアセンターに連絡してください」と学生にお達しが来ます。

それで通報が来たら、学校はその企業との取引を一切停止します。

学校によっては、出入り禁止にするところもあります。

無知は恐ろしいです。

出入り禁止を避けるために、国で決められた面接では訊いていけない質問があることを知っておきましょう。

じゃあ、具体的に何を訊いたらいけないのか?

それは、厚生労働省大阪労働局がキレイにまとめた、下のURLのWEBサイトを参照してくださいませ。
https://jsite.mhlw.go.jp/osaka-roudoukyoku/hourei_seido_tetsuzuki/shokugyou_shoukai/hourei_seido/kosei/futeki.html

「これも訊いてはいけないの!」と思われるところはたくさんあると思います。

思想信条に関わるため、好きな野球チームも訊いてはいけないのですよ。

この知識は採用する企業側より、学生や求職者の方が詳しかったりします。

新卒も中途もそうなのですが、この知識は採用担当者だけではなく、経営層をはじめ、全社員が知っておくべきことです。

採用は経営に大きく影響するため、人事部だけの仕事ではなく、全社一丸となって行うべき仕事であるからです。

上のWEBサイトの内容を暗記しているレベルまで脳内に浸透させて、学生や求職者から通報されない面接をしましょう。
 
 
 
 

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