今年は採用試験を受けられるチャンスが昨年よりも増えているよ

本日の日本経済新聞７面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59782700Z20C20A5EA5000/

2021年卒就活において、明後日解禁となる面接を前にして、今の状況を解説しています。

JAL、ANA、スカイマークなど超有名企業が新卒採用の中断を発表したため、「まずいのではないか？」と思われがちです。

しかし、日本中の新卒採用を俯瞰してみますと、昨年までが極端な売り手市場だったのが、ちょっと買い手市場気味に戻っただけです。

よって、全く大したことはありません。

ただ、リアルでの合説や会社説明会といったアナログでの広報活動が全くできなくなったため、デジタル（WEB）での広報活動が上手な企業に就活生が極端に多く集まっていますね。

リアルでの会社説明会はスペースの関係で用意できる席の数に制限はありますが、WEBは人数無制限です。

よって、誰でも参加できるようになり、説明会のプレゼンで気に入って、エントリーシートの提出につながっているのです。

これよって起きているのは、就活生に対して人気のある企業は総じてエントリーシートの提出数が昨年よりも非常に増えています。

面接で呼べる学生の数に限界があるため、SPI選考とエントリーシート選考が昨年より無茶苦茶厳しくなっていますね。

緊急事態宣言が解除され、リアルでの合同企業説明会や会社説明会を再開するところが出てきています。

面接の解禁とともに新卒採用の再スタートと捉えている企業も結構多くあります。

記事では「長期戦だ！」と書かれていますが、その分、選考を受けられるチャンスが、昨年よりもかなり多く増しています。

適切に企業を選択し、正しい対策を執れば、優良ホワイト企業から容易に内定を獲得できます。

周囲に振り回されず、正確な情報を掴んで、就職活動を進めていきましょう！

以上のような話を具体的な事例を交えて昨日、2021年卒就活生に話してきました。
　
　