新型コロナウイルスとは全く関係なく売上げが伸びている業界

本日の日経産業新聞１面より。
https://twitter.com/nikkei_bizdaily/status/1275939949859139584/photo/1

半導体の受託生産事業で世界１位のＴＳＭＣ（台湾）に対して、２位のサムスン電子（韓国）が猛追しているよ、という内容です。

新型コロナウイルスの影響も関係なく、半導体の需要は急伸しています。

その中で最先端の５ナノ（１０のマイナス９乗）の回路線幅で安定した生産技術を持っているのが、この２社しかないのです。

よって、世界中から注文が急増しているのですが、アメリカと中国との間の政治の問題が絡んでくるので、そこのところは元外務省の佐藤優さんとかに任せます。

私が注目したいのは、この２社で使われる半導体の生産と検査の装置です。

多くの日本企業が製造した装置が使われているのですよ。

有名なところでは、東京エレクトロン、アドバンテスト、スクリーン、レーザーテックなどです。

最終製品を作るのではなく、最終製品を作るための技術で貢献するところに目を付けたのが良いですね。

１度納入すればメンテナンスで安定的に売上げが発生しますし、世間の需要に一喜一憂しなくて良いためです。

台湾や韓国はもちろんのこと世界を回って仕事をしたい就活生は是非、半導体の生産機器や検査機器を扱う会社を調べてみると良いよ！