一昨日の日経産業新聞12面より。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO62985460U0A820C2000000

経営者JPの井上和幸さんが、アフターコロナで企業が求める人物像について解説しています。

転職者向けの記事ですが、新卒の就活生にも十分に通用する内容です。

記事で井上さんは3つのポイントを提示されていますが、私が「そのとおりだ!」と特に思ったのは、2番目の「終身雇用マインドで転職せよ」です。

Twitterでは転職を煽ってばかりの人が多数居られますが、特に業界内でシェアを獲っている社歴の長い企業は「定年まで働く」ことを前提として社員のキャリア設計を行っているので、堪ったものではありません。

よって就活生にとって重要なのは、選考を受ける会社選びです。

昨日、みん就が2022年卒の人気企業ランキングを発表しました。

ランクインした企業を見て「あちゃー!」と感じました。

やはり、テレビや街でわかりやすくアピールできている会社しか人気が集まらない。

こういった会社は世間の景気に左右されやすいため、採用中断が行われたり、昨日のみずほ銀行みたいな3000人の営業職への配置転換が行われます。

これではいけない。

昨日に挙げたニイタカのような、コロナ禍でも安定した売上を出している企業を就活生の皆様は見つけ出し、その会社で定年まで勤め上げることが、明治維新以降で多くの日本人が成功しているキャリアの作り方です。

よって、人気企業ランキングに踊らされず、会社四季報を刮目して読んで景気に左右されない強い企業を見つけ出し、「終身雇用マインド」で就職することが、コロナ禍の就職活動で成功する重要なポイントです。

これはリーマンショックのときも私は言っていましたが、そのとおりに実行した就活生は全員、自社の倒産や事業部廃止の危機とは全く無縁ですね。

非常に素晴らしい。

そういった話を最近は頻繁にしているよ!



 
 

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