本日の日本経済新聞5面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE152OR0V10C21A6000000/

中国で年に1度行われる「高考」が先週に行われ、その中の1問が今バズっています。

「高考」とは中国の全国統一の大学入試です。

日本における大学入学共通テスト(かつてのセンター試験)と同じようなものです。

しかし、中国の大学入試は2次試験がないため、「高考」の結果で出願した大学への合否が決まります。

「高考」で課される科目で最も難しいのが「作文」、つまりは小論文です。

「作文」の出題文は試験後、WEBにアップロードされ、中国人の毎年恒例の話題です。

今年のお題は下の画像の4コママンガです。ここから「マンガ全体の内容や意味を把握し、理解と評価して、新時代の若者の想いを反映した文章を800字で書け!」というお題です。
https://edu.sina.com.cn/gaokao/2021-06-07/doc-ikqcfnaz9576161.shtml

雲を掴むような出題文です。

しかし記事より、大学卒業したばかりの方に訊くと、簡単に高得点が獲得できる回答案を示しました。

この方が簡単に回答できた理由は、出題者である中国共産党の意図を掴んだためです。

中国共産党の体質を正確に理解し、この4コママンガから中国共産党が喜びそうなキーワードを論理的に導き出し、関連する自身のエピソードで肉付けをして、題意に沿った文章を800字で書けばOKなのです。

これは日本の就活におけるエントリーシートの回答にも重なる話しです。

エントリーシートの出題文にも、就活生から見て「なんでこの質問を振ってくるんだ?」と思われるモノがあります。

しかしこれらは全て意図があって質問をしているのです。

例えば野菜に強い飲料会社は毎年、カラオケの十八番を訊いています。

これは営業先でカラオケをするシチュエーションが多いため、いきなりカラオケをやることになっても、選曲で躊躇しないことが要求されるためです。

こういった感じのことです。

よって「高考」のようにエントリーシートも「これはどうやって回答すればいいんだ!?」と思わせる出題文が振られても、その会社の理念やビジネスモデルを調査すれば、出題の意図が判明し、確実に通過できる文章を作ることができます。

よって、ワンキャリアとかユニスタイルとかの文章例をパクっても「題意に合わないね」と簡単に落ちます。

エントリーシートを書くときは先ず、出題文を刮目して読んで、その意図を正確に掴むことが、確実に選考に通過するために最も重要な工程だよ!

その意図のつかみ方は、私のセミナーでいつも話しているよ!

 

 

 

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