かなり前、109シネマズ川崎にて「ドリームプラン」を観ました。
https://wwws.warnerbros.co.jp/dreamplan/
世界的テニスプレーヤー、ビーナス･ウィリアムズとセリーナ･ウィリアムズのお父さん、リチャード･ウィリアムズの子育て物語です。
姉妹をトッププレイヤーに育て上げるまでをウィル･スミスが演じています。
このお父さんは「プラン」と称した計画に忠実すぎる子育てをしています。
思い込みが強すぎて、ハイリスクすぎです。
たまたま姉妹が成功したから良いのですが、失敗したら大変だよ。
そこがこの映画の重要なメッセージのひとつです。
ビーナスが小学生大会で、同じような育てられ方を相手に勝ちまくります。
相手が全員白人で、そのお父さんの「ここまで育ててやっているのに、どうして負けるんだ」の焦りが、いくらお金を使っても過剰な育成は虐待だよ、と隠れているのに強く現れたメッセージになっています。
ウィル･スミスに対しても「あなたもそうだろう」と言いたくなります。
しかし「勝てば官軍」ですので、どんどんステップアップしていきます。
ハイリスクだ！
出演者全員、テニスを無茶苦茶練習してきたんだな、と強く感じました。
ジョン･マッケンローとピート･サンプラスは大雑把でしたが、リック･メイシーが当時の雰囲気そのまますぎていることにもビックリしました。
世界トップになるのは極端が必要だ、と感じさせるグッときた映画でしたよ！
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