本日の日本経済新聞28~34面にて、2023年卒就活における国内大手2103社の採用予定人数が発表されています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC160Z00W2A310C2000000/
本日の日経産業新聞19面にて、ここに挙げられている数字の解説がなされています。
私も後ほど、解説してみます。
日経産業新聞にも書かれていますが、全体では昨年より約18%増です。
マンボウが明けて、コロナ禍からの復興が始まったことの現れです。
素晴らしい。
ANA、JAL、JR九州が新卒採用の再開を発表したことが象徴的です。
よって、現場が足りないことと、「この仕事、大学卒じゃない方が良い結果が出るね」と企業が気付いたため、短大生、専門生、高専生の増加率が半端ない。
非常に素晴らしい。
ひとつひとつの会社を見ますと、初任給の金額にばらつきが現れていることも良いですね。
しかし、日本の就活生は知名度で選考を受ける会社を選ぶ傾向が強すぎる。
よって、コロナ禍で業績絶好調の日本に本社がある世界的超優良大手企業なのに、就活生からの応募が少なすぎる会社が全国各地にあります。
合同企業説明会を見ても、就活支援業界では「超ブラック企業」として有名な会社ほどブースは大盛り上がりなのに、超優良ホワイト企業ほどブースは空席のドンズベリのままです。
非常にもったいない。
こういった会社は日本人の採用を諦めて、日本語がわかる韓国とか中国、ベトナムやインドの大学生を入社させています。
日本人よりも多くの応募が来て且つ、入社した後も大きな成果を生み出せているためです。
昭和後期以降で上場した会社で「韓国人と中国人の社員のお陰で上場できた」と言っている経営者は、結構多く居ます。
日本から見たら、これはいけないよ。
知らぬ間に日本に本社がある世界企業なのに、経営層が日本人ではない、という事態がそのうち起きるよ。
よって就活生の皆様には、知名度に翻弄されない就活を実現することが、とても重要。
そのためにはまずとにかく多くの会社名と事業内容を知ることです。
江崎グリコのポッキーを例に挙げていつも話しているのですが、ポッキーひとつ作るためにも、原料とか包装紙とか製造機械とか、いろいろな会社が絡んでいるよね、という感じです。
日本には世界に誇る超優良大手ホワイト企業がたくさんあります。
就活生の皆様には、就活生人気企業ランキングに囚われない、こういった会社に是非入社して、精神的にもラクに社会人生活を送ってほしいよ!
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