昨日の読売新聞夕刊9面より。
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20220618-OYT1T50175/
今月1日から始まった2024年卒インターンシップ選考にて、「アピールするネタがない!」と困っている就活生と、選考を行う企業の現状を解説しています。
コロナ禍の緊急事態宣言のど真ん中で入学し、学校に大して行けないまま就活を迎えてしまったのですね。
これは私からすれば「ボク、言いましたよね」ですよ。
就活は、学部入学から2年後に確実に起こる未来です。
だから入学した直後から就活を見据えて主体的に行動を執らないと、確実に路頭に迷うよ、と言ってきたのに、世間の潮流に飲まれて、何もしないまま就活を迎えてしまったのです。
ある意味、自業自得です。
そういうことがわかっている学校は早くから、学生課かキャリアセンターで就活のネタを作り出せる仕掛けを用意します。
多くあるのは、学部1年生も受け付けている長期インターンシップですね。
しかし、ここで嘆いていては、未来を変えられません。
よって2024年卒インターンシップ選考で、起きたことともう合格した内容を述べます。
選考する企業は2つの考え方に分けられます。
記事より「ガクチカを訊く企業」と「ガクチカを訊かない企業」です。
「ガクチカを訊く企業」は、コロナ禍の真っ只中でも主体的に行動して結果を出した学生だけを求めている企業です。
よって、「ガクチカがない!」と選考を受けることを諦めるため、応募者の質を下げずに応募者の数を減らすことができています。
なかなか強気です。
「ガクチカを訊かない企業」は、「コロナ禍でエピソードを意識的に作り出せないよね」と理解して、日々の生活習慣や学校で勉強したことを詳しく聞いています。
これは応募者それぞれの性格と能力がかなりわかりますね。
就活生にとっては、ここが重要。
アフターコロナの就活で企業からグッと来ているエピソードは、学校の内外で無理して作り出した意識高い系のイベントではなく、日々の生活習慣に関するエピソードです。
2023年卒就活は日常生活を切り取ったひとつのエピソードが企業の方にウケて、内定を続々と獲得できています。
この流れが2024年卒就活でも続いています。
私が例として頻繁に話しているのは、このふたつ。
ひとつめは、自身で毎食料理することになった。
ここから料理がツボに嵌まって、ナベとフライパンを3つ同時並行に使って、料理ができるようになった。
この結果、料理の時間が格段に減って生産性の向上につながった。
このエピソードで江崎グリコから内定を獲得した武庫川女子大学の学生がいます。
もうひとつは、こんまりさんのYouTubeを見て片付けに嵌まった。
片付けに嵌まりすぎて、家の中にモノを置かなくなったとともに、自宅の光熱費を60%くらい減らすことができた。
その結果ひと月当たりの生活費を大幅に減らすことができた。
このエピソードでアクセンチュアから内定を獲得した国士舘大学の学生がいます。
このような感じです。
今から学校の内外でエピソードを無理矢理作り出すのではなく、日々の生活をひとつひとつ振り返ると、企業の方が「内定!」と言わせたくなるエピソードが多くあります。
このエピソードでガクチカとか自己PRとかの文章を作ってみると絶対に良いよ!
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