本日の日経産業新聞5面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD286RG0Y2A720C2000000/
名古屋鉄道の新卒採用担当が、自社から内定を獲得するために読むべき記事を指示しています。
名鉄は中部圏の鉄道好きが全員受けて、全員落ちる会社です。
鉄道好きは総じて、会社の設備と制度に依存して、将来を見据えた上での自律したキャリアを構築しないためです。
大学を卒業した社会人なのに、成長する意思がないからダメだよ、ということです。
これはエントリーシートを見れば、一発で簡単にわかります。
志望動機とか「弊社で実現したいこと」とかで、鉄道事業しか言及していない文面です。
これですと、ただの鉄道好きと判断され、即刻落ちます。
全ての鉄道会社は、鉄道事業だけ粗利を獲得できません。
多くの事業を同時並行で行いながら、特に沿線開発で売上増を実現しています。
よって、鉄道事業を起点にした、沿線の都市開発と地域振興を考えられて且つ、イニシアチブを取って行動できる就活生に内定を出しています。
これにより「ウチがほしい人材」に書かれている「創造意欲を持って物事に取り組み、主体的に挑戦し続けられる方々と一緒に、活力のある会社、地域をつくっていきたいと思っています」につながるのです。
名鉄もそうですが、全て鉄道会社は鉄道事業だけではなく、それ以外の全ての事業を調査した上で、内定を獲得するための対策を練らないといけないよ！
そのための具体的な方法は、実際に内定を獲得した事例を交えて、講演や個別コンサルでお伝えしていますよ！
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