1月23日の日経産業新聞14面より。
https://onl.bz/3VwmyXx
実践女子大学の先生が令和の時代に活躍する社会人として、ビジネストランスレーターと称してひとつの人物像を提示しています。
これは就活生も精読すべき記事ですよ。
なぜか?
大体の大手企業が内定を出す就活生の基準を丁寧に解説しているためです。
記事下段の1つ目の項。
これはまさしく、企業が就活生に求める「リーダーシップ」の実例です。
これですよ。
特に最後の文節の「プロジェクトの進捗管理を効果的に実施する」ことができたアピールをエントリーシートと面接で正確にできれば、全てOKです。
さらには2つ目の項。
これが最も重要。
企業が就活生に求める能力として最上位に挙げられる「コミュニケーション能力」の具体的な中身が、これです。
理系職と文系職とで齟齬無くメッセージを伝えられること。
内勤とも現場とも滞りなく対話できること。
年齢も国籍も全く違う人と交渉して、プロジェクトを進展させること。
これですよ。
この2つ目「調整能力」を正確にアピールできれば、超高倍率企業もかなり容易に内定が獲れます。
日本大学で戦前からの歴史がある文化会系の部活動があります。
コロナ禍ですがイベントを開催することになり、OBに連絡して出欠の確認と寄付をお願いしたい。
しかし、戦前・戦中のOBは年齢が離れすぎているため、話がかみ合わなくて、コミュニケーションに難儀します。
自身でどうにか工夫した結果、合計して数千万円の寄付を獲得し、イベントは大成功しました。
このエピソードで資生堂と味の素から内定を獲得した女子就活生がいます。
こういうことですよ。
これが企業が求めている「コミュニケーション能力」の具体的な中身なのです。
就活生の皆様は、あなたの自己分析を結果を照らし合わせながらこの記事を精読して、内定を獲得できる確率が上がるアピールの戦術を確立していきましょう。
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