本日の日経産業新聞10面より。
https://www.nikkei.com/compass/industry_s/0135
発電所･電力設備の業界を解説しています。
電力会社は日本で最も安定した企業であるため、特に不況期で就活生からの人気が高い。
よって、競争倍率も高い。
しかし、電力会社に「ウチの技術がないと、御社の電気は送れないよね」と強く言えるために業績絶好調なのですが、就活生からの人気がほとんどない優良企業が多くあります。
記事の図より、まず「製造」に掲載されている会社のそれ以外の会社です。
なぜか明電舎だけが載っているのですが、業界では「重電8社」と呼ばれている8つの会社です。
この8社は良いですよ。
特に東光高岳は良いですよ。
次は「調達」と括られている会社です。
発電設備の材料であったり、電線とかです。
最強なのは、記事の右側にある「保守･管理」です。
滞りなく送電できるのは、この方々による尽力の賜物です。
例えば、その大手のひとつであるETSホールディングスが倒産したら、東北圏の電力網はほぼ全滅します。
そういうことです。
以上のような感じで「ウチの技術がないと、御社の電気は送れないよね」と、電力会社に対して強く言える会社が、日本中で結構多くあります。
このような会社ほど、粗利多めで受注できるため、電力会社よりも平均年収も高い。
倒産する可能性も無いし、万が一そうなりそうになったら、国が全額負担で助けてくれます。
それなのに就活生からの人気が無いのが非常にもったいない。
電力は自身の技術で人命に直接に関わり、国益の土台を担う非常に使命感の高い事業です。
電力の業界を志望する就活生は、電力会社ではなく、このような会社を調べてみると絶対に良いよ！
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