4月26日の日経産業新聞11面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC299O30Z20C23A3000000/

就活生はChatGPTを上手に使っているよ、と解説しています。

新しい技術は総じて年齢が若い方との親和性が高いですね。

ChatGPTも例外ではなく、就活生の方が上手に使っている感じがします。

FacebookでもChatGPTをバカにしている大人を散見されますが、自身の理解が足りないから、間違った使い方をして、そのとおりに間違った結果が出力されるのです。

当たり前です。

最たる間違いはこの2つ。

「プロンプト(質問文)が短すぎる」

「一発で正解を獲得しようとしている」

これです。

ChatGPTはあなたのことを全く知らない赤の他人です。

質問を振るにも、その背景(質問を振る理由)をゼロから全部説明しないといけない。

だから「日本航空から内定を獲れる方法を教えてください」だけではダメです。

そうではなく「あなたは新卒の就職カウンセラーです。自身のクライアントが志望する日本航空の○○職から内々定を獲らせたい。日本航空は今、企業内は~~で~~な性格で~~な能力と実績を持った学生に内々定を与えます。これに対してクライアントの就活生は~~のエピソードがあります。これらを以て、日本航空の~~職のエントリーシートで出題された~~の回答を丁寧語で390~400字で書いてください」と、ここまで丁寧に書かないとより正確な回答が得られない。

そこで出された最初の回答はかなり粗いので、「~~は違うよ。~~は~~なので、そこを直してもう一度、日本航空の~~職のエントリーシートで出題された~~の回答を丁寧語で390~400字で書いてください」とまた振るのです。

これを何回か繰り返せば、確実に通過する文章ができます。

一発で完成品ができるわけがない。

そこをきちんと理解している就活生は、ChatGPTでよりよい文章を作ることができます。

文章ができていても記事のとおり、面接できちんとアピールできなければ意味が無い。

ここにもChatGPTを使います。

記事の小見出しのとおり、エントリーシートで提出した文章から、想定される質問をChatGPTが回答していただけます。

私は視野狭窄的になりがちな性格であるため、「この視点からの質問を見落としていた」と気付かされることも多くあります。

想定される良い質問をたくさん出してくれるよ。

ここで振られた質問を基にして面接の練習をすれば、自ずとクオリティがもっと上がります。

内々定は獲得しやすくなります。

素晴らしい。

新しい技術が登場すると、自身の理解が足りないために警戒したり禁止する人が居ます。

しかし、柔軟に取り入れれば、就活も優位に進めることができますね。

学生は是非、ChatGPTで就活をよりラクで優位に進めましょう!


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