6月29日の日刊工業新聞6面より。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00677736
生産現場への女性進出が成功している会社として、目黒区鷹番にある佐藤製作所が紹介されています。
新卒採用を成功させたい中小企業は必ず、この記事を最低1億回は読みましょう。
新卒採用が成功して且つ、自社の社風が大きく改善される方法が解説されているためです。
生産現場に女性が進出しづらい理由のひとつは、使用する装置や工具が重すぎることです。
油やススにまみれることは、ネガティブではないのですよ。
この会社はロウ付けとハンダ付けに特化している会社ですので、使用するバーナーはそれほど重くない。
だから、アクセサリー製作やWEBサイトの制作とかと本質的に全く変わらない。
「バーナーは軽い方なので、腕力に自信のない女性も使い方に慣れますよ」とアピールできます。
だから女性就活生からの募集が集まります。
もうひとつは多能工化です。
万が一転職することになったとき、より高額な報酬を受けられやすくなるよう、いろいろな工程で全うできる技術を体得できる仕組み作りができていることです。
ひとつの技術を極めるというより、複数の工程を掛け算のように経験したいと考えている学生が多いためです。
ここが平成期と違った令和の学生（Z世代）の成長意欲です。
その結果、記事下段に書かれたとおり「新卒者が熱心に仕事に取り組み、積極的に質問する姿勢はベテラン社員を変えていき、若手社員に自ら教えるなど社内に活気が生まれた」との発言があります。
素晴らしい。
まさにこれが、私が新卒採用を超絶的にオススメしている理由です。
この発言のとおり、新卒者が社内のコミュニケーションを活発にさせます。
さらに若いゆえに見つけられる業務のボトルネックを、その都度改善していけば、ひとつの工程に掛かる時間と経費を削減ができたり、粗利をもっと増やせたりなど、気がつけば全社的な業務改革が実現します。
新卒採用が最も短時間で実現可能な手段なのです。
そういう話はいつも八千代市ふくろうFMのラジオだったり、講演とかでいつも話していますよ！
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高田晃一のレギュラーラジオ番組
ふくろうFM「タカダ式！成功する新卒採用」
番組のHP： http://takada188.com/296fm
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