採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2024年10月7日号より

採用広報の基本は、中途の求職者(新卒の就活生)が貴社に抱く不安を解消する情報を多く伝えることです。

これができれば、採用はかなり容易に成功します。

じゃあ、中途の求職者(新卒の就活生)は貴社に対してどんな不安を持っているのか?

この答えは2024年9月23日の読売新聞11面に掲載されています。

ナビサイトのキャリタスが25卒就活生に対して行ったアンケートにて、内定を獲得してから入社までに感じた不安をランキング形式で発表しています。

1位は「仕事についていけるか」、2位は「社会人の生活リズムに慣れるのか」、3位は「人間関係がスムーズにいくか」です。

重複回答がOKで、ここまでが全体の50%以上の回答率を得ています。

この3つを貴社で先に解消させる情報をお伝えすれば、求職者は「この会社は大丈夫だ」と判断して応募していただけます。

「仕事についていけるか」とは入社後、最初に従事する仕事を異業種の方にも理解できる言葉だけで、ナビサイトと自社の採用サイトや、YouTubeを使って解説しましょう。

新卒は初めての仕事ですから、特に丁寧に説明しましょう。

「人間関係がスムーズにいくか」は、入社後に最初に就く上長を前面に出すことです。

「私と一緒に頑張りましょう。青物横丁で僕と握手!」という感じです。

同じ部署、同じフロアで働く人も一緒に紹介することも大事です。

「この人たちだったら、私も楽しく働けそうだ」と思っていただけることによって、容易に応募につながります。

1000万円近くも使って採用で失敗する最たる原因は、サイトの見栄えを追求しすぎて求職者(就活生)を置いてけぼりにしているためです。

これについて大阪府八尾市の社長さんが逆ギレをしていたインタビュー記事を日刊工業新聞で見ました。

そうではなく、求職者(就活生)に寄り添った内容で広報すれば、そんな大金も無駄にせず、応募が続々と来る仕組みが容易にできるのですよ。

 


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