採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2024年10月21日号より

採用の手段としてSNSを利用するのは、とても真っ当な方法です。

SNSの投稿を見て、自社に惹かれて応募する流れがあります。

重要なのは利用するSNSの選択です。

ここで採り上げるのはTikTokです。

180秒の縦長動画で勝負をするSNSです。

先日「TikTokが採用にこんなに効果があるよ」と解説した記事を読みました。

ものすごい我田引水で「どの会社の記事広告だろう」と思ってしまいました。

たしかにTikTokは特に若年者の採用に効果があります。

しかし、全ての若い人に対応できるわけではなく、貴社が求めている人物像によってTikTokで効果をもたらすのか失敗するのかが大きく分かれます。

その分かれ目はどこか?

貴社が求めている人物像が新卒で就活をしたとき、マイナビやリクナビを使ったかどうか、これです。

マイナビを使ったとすれば、長い文字数を読むことに抵抗感が無いため、動画でさらに出オチが勝負のTikTokでは物足りないと感じて避ける傾向があります。

TikTokで採用がうまくいかない原因はこれです。

先輩や学校の先生からの紹介やハローワークなどで新卒の就活をしたような若年者を採用したいのでしたら、TikTokはかなり効果的です。

YouTubeよりTikTokを多く見るためです。

筆者は体感的に感じていたのですが、全く同じことがマイナビの内部資料で書かれていたので、「私が考えていたことが当たっていた!」と思った次第です。

TikTokはたしかに採用で効果がありますが、求めている人物像によっては大失敗します。

その調査を一切せずに「他社が成功しているからウチもやろう」と追従すると、ほぼ確実に失敗します。

これはいけない。

そうではなく、貴社が求めている人物像を正確に導き出すことができれば、TikTokは使えるのかどうかの判断は容易にできます。

この判断のお手伝いを私は先日に水戸市で行ってきました!

 


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