厚生労働省からの告示より。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/haken-shoukai/r0604anteisokukaisei1_00002.html

来月4月1日より、合同企業説明会でamazonギフトやQuoカードの配布が禁止となります。

中途採用でエージェント会社が入社祝い金を差し上げる制度は、2021年に禁止となりました。

横展開して告示が云う「募集情報等提供事業者」、つまりはナビサイト会社や合同企業説明会を主催する会社(団体)まで範囲を広げたのですね。

南海放送と千葉テレビが報じたように、特に新卒の合同企業説明会は入場者数が少なすぎて半端ない。

しかし企業からの合説の開催のニーズが強い。

よって学生がより多くお出でくださるよう、amazonギフトやQuoカードで呼んでいたのが、来月から使えなくなります。

地方の合説を主催する会社は策をむちゃくちゃ考えていると思いますよ。

私の経験としては「お金で釣るのはヒネリがない」と考えて、食べ物で呼ぶ作戦をしたことがあります。

10円パンをブースに来た方全員に差し上げて、頬張りながら説明を聞く仕掛けをしました。

当時はブームの真っ只中にある食べ物をいただけるので、ブースにたくさんの学生が集まって成功した経験があります。

合説によっては食べ物の持ち込みをNGにしている会も多いため、この仕掛けは汎用性が少ないですね。

このような感じで、主催する会社(団体)に集客を任せるのではなく、出展する企業は自社のブースに座っていただける仕掛けを、独自で知恵を出して考えないといけない。

さらには「ウチはそもそも合同企業説明会に出展した方が良いのか?」も改めて検討しなければならない。

特に新卒採用においては、合同企業説明会の在り方を考え直す時代に突入したのかもしれませんね!

 


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