(採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2025年4月21日配信分より)

26卒新卒採用が進んでいます。

リクナビは4月1日時点の内定率は61.6%と発表されました。

昨年同月同日比で3.5%のアップです。

昨年同月同日比を見ますと、3月1日の時点では8.1%の差、2月1日の時点では15.4%もありました。

そして4月1日の時点で3.5ポイントの差まで縮まりました。

この数字からわかるのは、26卒採用のペースが昨年度、25卒採用とほぼ同じペースに追いつきました。

これまで話題になっていた「早期選考」の動きがやっと落ち着いたのです。

これはどういうことか?

昨年度に新卒採用で成功した会社にとっては、同じ方法を少し改善するだけで今年も成果が出しやすい状況です。

例えば、マイナビなどの不安を煽るセールスに載らず、4月は新入社員研修に集中していたり、情報発信の質を高めることに注力したりしていた会社は、その後の動きでしっかり成果を出しました。

これと同じ方法が、26卒新卒採用でも通用します。

たとえば、合同企業説明会などの大きなイベントに出展しなかった企業も、自社の採用に特化したWEBサイトやマイナビなどのナビサイト、YouTubeの中身を就活生の意に沿った内容に整えるだけで、容易に見つけてくれます。

就活生は総じて情報が少ない会社に対して探す手間をかけません。

見える形で発信している会社だけを選びます。

講演で私がよく言っている「言わなきゃわからない」ですよ。

きちんと文章でアップロードしないと伝わりません。

ベタに「今も26卒新卒採用中です!」と、学生にも正確に伝わる表現で情報を届けましょう。

応募が集まりやすくなります。

特別なノウハウや費用は必要ありません。

見つけやすくするだけで十分です。

大切なのは、周囲の動きに流されず、自社に合った方法で採用を進めることです。

昨年の経験から、費用をかけすぎず、効果の高い取り組みに集中することで、結果としてコストも下げられた会社が多く有ります。

今こそ、昨年の取り組みを見直して、自社に性格に合った新卒採用を実践しましょう。

 


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