(採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2025年6月2日配信分より)

昨日(6月1日)より、27卒の就職活動がいよいよ本格化しました。

就活生は内定を得るための第一歩として、インターンシップ選考に臨んでいます。

27卒の新卒採用を行う企業も、この流れからインターンシップを企画し、応募のきっかけを作ろうとしています。

しかし昨年同様に応募が来ない。

なぜなら、日本の学生は、企業を知名度で選ぶ傾向があります。

有名な企業だけに応募が集中し、それ以外の企業には応募が全く来ません。

本当に来ない。

それでもインターンシップの効果そのものは否定できません。

ただし、有名企業と同じやり方では勝てません。

就活生の意を知って、少しずらした方法を実践すればOKです。

どうすれば良いのか?

インターンシップではなく、2~3時間のオープンカンパニーを実施しましょう。

本来インターンシップで伝えたかった内容も、工夫すれば3時間あれば十分に伝えられます。

これでOKです。

オープンカンパニーで大事なのは、就活生が不安に感じていることを解消する構成にすることです。

多くの学生が気にするのは「どんな人と働くのか」「どんな仕事を任されるのか」この2点です。

「どんな人と働くのか」を伝えるために、新卒社員の配属先の上司に登場をお願いしましょう。

2~3時間のプログラムをともにして「私と一緒に働きましょう」と語りかけることで、学生に安心感が生まれます。

この結果、応募につながります。

「どんな仕事を任されるのか」を伝えるには、現場を見せるのが効果的です。

製造業であれば、実際に装置や機械が動く様子を見せましょう。

IT企業なら、業務で使っているソフトを紹介すると良いです。

授業などで触れた内容に親しみを持った学生が応募につながります。

こういう情報を就活生は欲しているのです。

今の学生はタイパを重視します。

短時間で自分に合う会社かどうかを判断しようとします。

だからこそ、貴社も就活生の求める情報を短時間で伝える工夫が、新卒採用成功の鍵になります。

インターンシップではなく、内容の詰まったオープンカンパニーであれば、応募が集まり、自社の新卒採用の成功が容易に実現します。

 


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