(採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2025年6月16日配信分より)

新卒を採用しても内定辞退されることがあります。

入社確約をしたとしても辞退される企業は少なくありません。

4月1日までつなぎ止める仕組みは欠かせません。

大都市なら会社に呼ぶだけで顔を覚えてもらいやすく安心感を生めます。

しかし地方都市では、片道で数時間かかることもあり、訪問だけでは十分な対策とは言えません。

顔を合わせる回数が増えるほど安心感が強まります。

では地方企業はどのように顔を合わせる機会を作ればよいでしょうか。

貴社が主催するイベントに内定者を招き入れるのです。

運動会を開催している会社は社員そのものとして参加してもらいましょう。

入社前でも働く雰囲気に溶け込めます。

自社敷地を開放して屋台を呼んだり盆踊り大会を開催したりしている企業があります。

筆者の新卒で入社した会社もそうでした。

このような場に一緒に参加できれば縁が自然と強くなります。

内定者が希望すればスタッフとして受付や片付けなどに加わってもらうこともできます。

この手法で内定辞退を防ぐことに成功している企業はたくさんあります。

多くの食品会社は、直売イベントを頻繁に開いています。

この場にも内定者を参加させて、社員やお客さんと会話する場を増やしましょう。

自社で何も行っていなくても地元のお祭りやカラオケ大会に協賛するケースは珍しくありません。

たとえば神社で行う盆踊り大会に信用金庫が協賛している場合があります。

協賛企業で社員の誰かが会場にいることが良く有ります。

内定者がお客さんとして参加して社員と顔を合わせるだけでも、安心感が高まります。

地方都市でも社内外の地元企業を巻き込んだ催しが頻繁に開かれています。

内定者をこうした催しに招くことが最も低コストで即効性がある内定辞退防止策です。

実際に成功した事例が数多くあります。

自社のある地域で催しをリストアップし内定者を招く機会を設けてみてください。

社員との交流や文化への触れ合いを通じて4月1日まで安心感を維持することができます。

地元催しの活用は予算が少なくても大きな効果を期待できます。

ぜひ取り入れていただきたい手法です。

早速実践しましょう!

 


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