本日の日本経済新聞25面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO67072430X01C20A2KE8000

学習院大学の宮川努先生が、企業格差について論じています。

下の画像のとおり、大企業と中小企業との格差が縮まっているけど、まだ隔たりはあるね、ということです。

大企業と中小企業との大きな違いは、下っ端社員でも持てる予算です。

大企業の下っ端社員は本当に小さな歯車でしかないのですが、下っ端でも扱える予算が中小企業より大きい。

よって、私が新卒で入社した会社では、配属された直後にいきなり10億円の権限を得られました。

中小ベンチャー企業ですと、与えられる権限は広いのですが、10億円もいきなり得られないため、大口の取引をしようとするとき「セコい」と感じさせるところがたくさん出てきます。

よって、相手から「なんかヤダ」と商談がなかったことになるケースをたくさん見てきました。

そのため私は就活生に対して、「できるだけ大企業に入れ!」といつも言っています。

扱える金額の大きさもありますが、その大きな金額に応じたお客様と付き合いますので、自身の社会人としての振る舞いのクオリティが格段に上がります。

これが非常に重要。

ですので、新卒で中小ベンチャー企業に入ると、その振る舞いにボロが出まくっているため、30才を過ぎると「痛いおじさん」になってしまいます。

非常にまずい!

よって、就活生の皆様はできるだけ、大企業に入社するようにしましょう。

ここで「大企業」と言いますと、ANAとかJTBとかオリエンタルランドとかを連想してしまいがちですが、日本には知名度が圧倒的に低い(新卒採用の競争倍率が低すぎる)大企業がたくさんあります。

その最たる例は私が新卒で入社した会社です。

コロナ禍のど真ん中でも安定した売上を叩き出して、「希望退職」とか「強制的な配置転換」とか「採用中止」とかが全くありません。

このような知名度が圧倒的に低い大企業が日本にはたくさんあるのですよ。

その会社の具体名とか探し方を最近は頻繁に就活生に話しまくっています!


 
 

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