26卒就活生の半分弱は最初に内々定をいただいた企業に入社を決めた

マイナビは昨日、2026年卒版の新卒採用・就職戦線総括をPDFで発表しました。
https://career-research.mynavi.jp/reserch/20250926_101951/
学生、企業、学校の3つの視点で計測した結果を発表しています。
25卒との大きな違いは、ChatGPTの使い方とタイパ指向によるエントリーした企業が激減したことです。
上の図は就活生1人あたりの内々定を獲得した社数です。
久しぶりに2を切ったのですよ。
ということは、最初に内定をいただいた会社に入社を決めた就活生が多かったのですね。
PDFによると44%の就活生がそれでした。
これには大きく2つのパターンがあります。
ひとつめは、夏のインターンシップで余程持ち上げられて、そのまま入社を決めたケース。
ふたつめは、夏も秋冬もインターンシップ選考に全滅して、3月に広報解禁した後の本選考で、最初に内々定をいただいた会社に入社を決めたケース。
私のお客様は後者が多いですね。
この結果から新卒採用を行う企業にとっては、自社の採用活動を改善すべきポイントが見えます。
絶対にやってはいけないのは「就活生は最初に内々定を出した会社に入社を決めるのだから、貴社も合説の出展とか強調サービスとかで強く宣伝しないと、見向きもされないよ!」と、ナビサイト販売会社の不安を煽るセールスに乗ることです。
ナビサイト上では貴社よりも超絶的有名な大企業と同じ土俵に乗って勝負しているのだから、勝てるわけがない。
負けることが決まっている、つまりは効果が一切無くお金の無駄遣いで終わる。
だから絶対に乗ってはいけない。
そのお金、私にください。
母集団形成よりも優先すべきは、貴社に応募してくださった就活生を逃さないことです。
よってやるべきことは、就活生への返信・連絡を早くすることです。
特に選考に係る情報、面接の合否の連絡です。
就活生は貴社だけではなく、複数の会社を同時進行で受けています。
よって「3日以内に連絡します」と言うと、その間に他社から内々定をいただいて、その会社に入社を決めます。
逃げられちゃうよ。
それを防ぐのです。
どんなに遅くとも面接を行った日の終業時刻までに合否の連絡をしましょう。
それだけでも他社に行ってしまう確率が激減します。
追加費用は要りませんね。
これで新卒採用が成功する確率が上がるのですよ。
こういう感じのそれほどお金が掛からない新卒(中途も)採用が成功するノウハウを講演やコンサルでいつもしているのですが、「気付かなかった!」と結構ビックリされます。
高田晃一への講演依頼
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