本日の読売新聞夕刊3面より。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20200827-OYT1T50154/
トヨタは一律の定期昇給を止めて、成果に連動した昇給にしたいそうです。
トヨタのような昭和の文化を持っている大企業は総じて、年功序列と一律の定期昇給で会社の財源をものすごく圧迫しています。
コロナ禍前でこんなことを言ってきたら、労働組合が猛烈に反対するでしょう。
しかし今のご時世では、会社存続にも関わってくるため、要求を呑んでくれると思います。
他の大企業は「トヨタがやっているから」という大義名分を得たので、追随してくる会社がどんどん出てくると私は考えます。
ここで重要なのは、成果を評価する基準と評価をする人です。
特に人です。
業務に対する理解の無さから「お前から評価されたくない」と言われてしまう人が評価する立場になったら、評価される立場の人はどんどん退職してしまい、理解のある同業他社に転職して、さらに素晴らしい成果を上げてしまいます。
それでイエスマンだけが残り、その部署は確実に潰れます。
私はそこが心配です。
その端緒はもう新卒採用で現れています。
「ジョブ型採用だ!」と掲げて、理工系大学院生が面接で自身の研究をいくらわかりやすく説明しても、そもそもその研究を理解できる頭を持っていない採用担当者が意外に多い。
そうしますと「この会社、バカだ」と判断され、就活生から避けられます。
実際に今、避けられている事態が続出しています。
よって成果を判断するときは、その業務に関わる全て人が納得できる基準と、その業務内容をきちんと理解している人が評価をしないと、自社の採用活動はもちろんのこと、成果に連動した昇給は絶対に成功しないよ!
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