昨年の年末(先月)に、某企業より私に来た相談です。
どうして内定式を終えているのに、それでも学生は内定辞退をするのか?
という内容です。
企業からしたら、たまったモノではありません。
あと3ヶ月でくらい卒業してしまうのにまた、ゼロから新卒の採用活動をやり直しです。
どうしてこういったことが起きるのでしょうか?
これは結婚の前に起きる「マリッジブルー」と同じことです。
結婚する前に「本当にこの人で良いのだろうか?」とメンタルが病むほど悩んでしまうことです。
これと同じことが起きています。
学生が「本当にこの会社で良いのだろうか?」と悩みこんでしまうのです?
どうして悩みこんでしまうのでしょうか?
これは脳の性質に因るものです。
就職活動をしている真っ只中の学生の脳の中は、就職活動でいっぱいになります。
時間が経って内定を獲得します。
そして、内定承諾書を提出し、就職活動が終わります。
そうしますと、就職活動でいっぱいだった脳がポッカリ空きます。
この空いたところに狙って侵略するのです。
「本当にこの会社で良いのだろうか?」と。
その脳内を侵略するスピードは結構早い。
このため、マリッジブルーのような症状を起こし、最悪の事態、内定辞退になってしまうのです。
企業側はそれを防がなければなりません。
どうすれば良いのか?
簡単です。
内定者ごとに担当のリクルーターを付けることです。
リクルーターが割合頻繁に連絡を取ったり、実際に会ったりしましょう。
そうすることによって、「本当にこの会社で良いのだろうか?」と思わせる隙がなくなります。
その結果、内定辞退を防ぐことができるのです。
内定を与える前にリクルーターを付けることは多いのですが、内定を与えた後にリクルーターを付けることはほとんどありません。
よって、内定辞退が起きるのですね。
この文章を読まれている企業の方は是非、内定を与えた後の学生に対して、担当のリクルーターを付けましょう。
弊社の採用活動コンサルティング事業
http://www.consuls.co.jp/recruit/
弊社主催の採用活動のノウハウを伝えるセミナーのご案内は、下のURLをクリックしてくださいませ。
http://www.consuls.co.jp/saiyosem/
経営者向けの成功する採用戦略セミナーのご案内は、下のURLをクリックしてくださいませ。
http://www.consuls.co.jp/keieisem/
株式会社コンサルズのホームページ
http://www.consuls.co.jp/