20日の読売新聞14面より。
https://kyoiku.yomiuri.co.jp/shukatsuon/contents/on-100.php
i-plugの中野さんが、就活生からのお悩みに回答しています。
中野さんの回答はまさしくそのとおりです。
私も全力で同意します。
賛同しただけではヒネリがないため、私の考えも追記します。
新卒の就活においては、企業が求める人物像に合致していることをSPI、エントリーシート、面接でアピールできれば、どんな人気企業でも容易に内定を獲得できます。
多くの就活生が人気企業から内定を獲得できないのは、志望する企業が求める人物像(内定を出す基準)を無視して、自身の強みを押しつけるためです。
どんなに劇的なアピールができても「それ、ウチじゃない」と一蹴されます。
当たり前です。
よって、就活で行うべき企業研究とは、志望する企業が内定を出す基準を知ること、つまりは求める人物像を正確に掴むことです。
このために最もやってはいけないのは、ナビサイトや会社説明会でアップロードされた文言をそのまま使うことです。
「バカ発見機」とも言われ、発表された内容を鵜呑みにしているだけで考えるスキルのない就活生を簡単にフィルタリングできるので、エントリーシートでバッサリ落とせます。
じゃあどうすれば良いのか?
上場企業でしたら、IRを読みましょう。
中期経営計画と有価証券報告書の最初の30ページまでを精読すれば、その会社が本当に求める人物像がわかります。
これをそのままアピールした結果、3月1日にエントリーシートを提出して早期選考ルートに入り、先週末でBtoCの超人気企業から内々定を獲得した24卒が複数います。
そういうものです。
別の方法では、日経産業新聞と日刊工業新聞で人事部門役員や新卒採用担当の長めのインタビューがときどき掲載されます。
その記事に内定を出す基準をストレートに言う会社も結構多くあります。
最もわかりやすい例は、22日の日経産業新聞11面です。
資生堂とコーセーの新卒採用担当が「これができる就活生に内定を出すよ」とそのまま言っていました。
そういうことですよ。
就活生人気企業ランキングにランクインする会社を志望する就活生は特に、求める人物像(内定を出す基準)を正確に掴むことが、内定を獲得するための必須条件ですし、それができれば容易に内定を獲得できます。
その具体的なやり方は、講演とかセミナーとかで、いつも話していますよ!
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