ニューズウィーク日本語版8月1日号より。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/07/post-102282.php
中国の新卒の就活が超絶的な氷河期だよ、と解説しています。
新卒での採用予定人数の合計より、学部4年生(修士2年生)の数が圧倒的に多いためです。
しかしこれが世界的なトレンド。
学生よりも新卒採用予定人数が多いという真逆なことが起きているのは、OECD諸国で日本だけです。
よってコロナ禍前でしたら、国内で内定を獲得できなかった中国の就活生は、こぞって日本企業の選考を受けて「日本人よりもガツガツ働いてくれそうだ」と、容易に内定を獲得していました。
しかし2023年の今は、ロシアとウクライナとのアレとか、台湾有事の危惧のアレとかで中国人学生を敬遠している日本企業が多いのが現実です。
しかしここで敢えて中国人の学生を採用するのも「有り」です。
平成期に創業したメガベンチャーが大きく成長できた理由のひとつは、日本人学生を諦めて中国人学生に新卒採用をシフトしたことにあります。
DMMとメルカリが最たる例です。
日本人以上にガツガツ働くため、それに連動して企業規模も指数関数的に大きくなりました。
話題は変わります。
この記事で私が最も言いたいのは、記事のトップ写真。
ものすごく盛り上がっている中国の新卒向け合同企業説明会の風景です。
写真をよ~く見ますと、学生がたくさん集まっている会社とドンズベリな会社があります。
これです。
多くの来場者がいても、自社のブースに誰も来ないのでしたら、合説に出展する意味がありません。
自社のブースにより多くの学生が話を聴いていただけるよう、企業は工夫をしなくてはいけません。
日本でよく見るのは、壁に貼るポスターです。
重要です。
それ以前にもっと重要なのは、ブースに座る担当者はずっと笑顔で接しましょう。
死んだ魚のような目をしている担当者をときどき見ますが、就活生はそのような方の話を聴きたくない。
それがいけない。
合説の本番で愛想を良くして「前を通ったそこのあなた!ここに座って!」と接すれば、かなり高い確率で自社の椅子に座っていただけます。
それです。
笑顔で愛想良くすることで合同企業説明会で採用ができる確率は上がります。
そのような合同企業説明会のノウハウもいろいろな場所で話していますよ!
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