本日の日本経済新聞1面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC27ATD0X20C23A7000000/

新卒採用においてインターンシップが、より選考の要素を強めているよ、と解説しています。

昨年の6月に選考に直接つながるインターンシップを事実上OKにしました。

しかし、5日以上でないとインターンシップを称せないことと、そんなに日数を掛けるのだから実務をやらせた方が良い、とのことで実際に仕事をさせて、その振る舞いで選考する企業が大っぴらに増えました。

業界では「ワークサンプルテスト」と言いますが、実際に入社後のミスマッチを防げるため、定着することに期待したいです。

学生の立場で考えますと、採用直結型のインターンシップで内定を獲るためには相応のテクニックが必要です。

テクニックを大別すると、マナーとスキルです。

マナーはキャリアセンターで教えていただけるので大丈夫ですが、スキルが問題です。

特に文系学部は学科のカリキュラムで企業が求めるスキル(知識・能力・性格)に対応できない。

よって、グロービスで学ぶようなことを自学自習するか、学科のプログラムに組み入れないと、記事で採り上げられるレベルの会社からインターンシップで内定を獲得するのはどんどん難しくなりますね。

これをきっかけにして、文系学部のカリキュラムがより実務に近づくことに期待したいです。

新卒採用を行う会社の立場になりますと、「超大手有名企業ですら、こんなに厚い施策を執っているのだから、あなたの会社もそれくらいのプログラムを実施しないと、新卒採用は間違いなく失敗するよ」と、脅迫気味でナビサイトとかを無駄にオプションをたくさん付けてより高額に販売している同業者がいます。

これに乗ってはいけない。

この記事に載る企業とそれ以外の企業とで戦う土俵が全く違います。

同じ土俵に乗ろうするから圧倒的な知名度で大負けして、大きなお金を浪費するのです。

これは絶対にいけない。

インターンシップのサイトを自社で作る必要はありますが、この記事のようにガッツリ取り組む必要はありません。

「人の行く裏に道あり花の山」を地で行く新卒採用をコツコツと行えば、お金を浪費せずに採用は成功します。

実際に成功しています。

学生は今夏休み中ですので、インターンシップの成功事例やエピソードを、企業にも学生にも話していますよ!


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