本日の日本経済新聞17面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJB146K10U0A211C2000000

村田製作所の社長さんのインタビューです。

ヒトとカネのパワーで大きく仕掛けている中国からの対抗について述べています。

ポイントはこの箇所。

「日本の電子部品メーカーは研究開発への投資をさぼっていない。当社でも10年先を見越して仕掛けを作っている。中国勢は市場に出回ったものを素早くキャッチアップすることが得意だが、電子部品ではそれが簡単にはできない」

まさしくそのとおりです。

中国の会社は試作品を作るスピードは早すぎるのは確かなのですが、市場に流通させることができません。

なぜか?

不良品率が高すぎるためです。

ここに日本の電子部品会社の圧倒的な長所が現れています。

電子部品でシェアを獲るカギは、不良品がゼロに近いことです。

そのための重要なポイントは、素子の純度が完璧に近いことと、それを安価で生産できることです。

中国も素子の純度を完璧に近づける努力はしていますが、コストが懸かりすぎてしまうことと、無理をしすぎて工場全壊爆破事故を度々起こしていますね。

よって、重要な部品ほど、中国の会社はなかなかシェアを獲れない。

iPhone12が発売されたとき「構成されている部品の日本企業のシェアが減った!日本の製造業は衰退している!」と煽っている全国紙がありましたが、全くわかっていない。

iPhone12は大量生産がしやすい2世代くらい前の電子部品でほとんど構成されています。

よって、替えの利く電子部品は中国とかで占めています。

それでいいのです。

重要なのは、替えの利かない通信や撮影の根幹を成す電子部品は全て日本の会社の製品ですね。

iPhone12の全ての電子部品を制覇するのではなく、替えの利かない重要すぎるモノだけに集中して攻めていくのが、国土が狭く、人も多くない日本の会社の正しい攻め方です。

非常に素晴らしい。

村田製作所のような、電子部品でシェアを獲っている会社は総じて、日本が世界に誇る超優良企業です。

よって就活生の皆様は是非、選考を受ける会社の候補として調べてみると良いよ!
 
 
 


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