一昨日付けの日経産業新聞5面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC063AK0W2A700C2000000/

医療機器の世界的大手企業のテルモが、就活生を対象にして「ウチから内定を獲るためにこの記事を読め!」と解説しています。

記事の内容は、そのとおりですね。

この記事で着目すべき箇所は、記事左下の「学生へのアドバイス」より。

「厳しいときこそ前を向いて、新しい一歩を踏み出せるかどうかも重要なポイントとして見ています。社内では、明るく(A)、楽しく(T)、前向きに(M)の頭文字をとった『ATM』という言葉が使われます」

これです。

新卒採用で特にリファラル採用を強化したい企業にとっては、重要なアドバイスですよ!

リファラル採用とは縁故採用でして、要は「良い学生が居たら紹介して!」です。

肝腎なのに当の新卒採用担当が意外にわかっていないは、自社にとっての紹介してほしい学生の基準です。

記事より「明るく(A)、楽しく(T)、前向きに(M)の頭文字をとった『ATM』」くらいに自社の基準を短く表現できると、「こういう学生を紹介すれば良いんだ」とピンと来やすくなります。

この結果、紹介が増えて新卒のリファラル採用がうまくいきます。

これですよ。

昭和期からリファラル採用で新卒採用を成功している人材会社がひとつあります。

リクルートです。

リクルートの基準とは「明るく、元気で、賢い子」です。

ここまで短くまとめて「適っている学生を見つけたらすぐに紹介しろ!」と喧伝し続けて、令和の今も新卒のリファラル採用に成功していますね。

そういうことですよ。

よって、新卒採用のリファラル採用をうまく行かせたいのでしたら、自社の性格を基にして「ATM」「明るく、元気で、賢い子」くらいに採用基準を少ない文字数で表現できることが最重要だよ!

その具体的なやり方は、講演とか新卒採用コンサルサービスとかで、いつもお伝えしていますよ!

 

 

 

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