週刊ダイヤモンドの先週号、9月10日号の特集は日本企業の人事と給与です。
https://dw.diamond.ne.jp/articles/-/29869

日本の大企業における人事と給与体系について解説しています。

私は給料についての書籍を出しているので、このような特集は刮目して読みます。

雑誌の性質上、全てを俯瞰して解説しているのが良いですね。

就活生に対して特筆のひとつは、下の画像です。

48・49ページにて、職種ごとの平均年収が一覧となっています。

その中で多くの就活生が入社後に就くであろう営業職で高額がいただける分野は、上の画像です。

MR職は713万円と突出して良いですね。

これは何故か?

ファイザーとかノボとかのようなメガファーマが平均年収を引き上げているためです。

メガファーマは本国の基準で給与の金額を決めています。

日本はバブル崩壊後30年以上、給与金額が変わっていないため、世界基準から見れば安価すぎる。

そこにメガファーマが計算式に入って数値が吊り上がり、平均年収が713万円なのです。

タケダのような、国内製薬会社のMR職は、就活生に高い人気ですね。

キーエンスのような、日本の仕組みで成長できる会社も、人気ですね。

しかし、世界基準で社会人として成長できる仕組みを持っていて且つ、日本から見れば高額の給与をいただけるメガファーマのMR職は、就活生からの人気がありませんね。

その会社の商品が、マツモトキヨシとかスギとかで販売されておらず、就活生との直接的な馴染みがないためです。

もったいない。

メガファーマのMR職は、本社のある国で研修を受けられるため、世界で成長できる仕組みが完成されていますし、いろいろな国の友人(人脈)もできます。

さらに給与体系は、本社がある国の基準です。

よって、日本でも大学新卒2~3年目で年収2000万円を実現できます。

高額の給与がいただけて且つ成長できる会社ということでキーエンスとリクルートが挙げられますが、就活生人気企業ランキングの常連です。

それよりも高額の給与がいただけて、世界基準の成長できる仕組みを持つメガファーマのMR職が、就活生からの人気の無さから競争倍率が低いため、キーエンスとかリクルートとかのような会社を志望している就活生は是非、調査してみると絶対に良いよ!

 

 

 

 

 

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