本日の日刊工業新聞7面より。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/666205

東京ガスの人材開発室長さんが、自社の新卒採用を語っています。

今回は重要な箇所がたくさんある良い記事ですね。

特に2つ挙げます。

ひとつめは下段にある「23年からカンパニーをまたいだ業務領域別の採用とし、エントリーシートも変えた。やりたい事が明確で無いと書けないため応募者は2割減ったが、内定辞退率も1ケタに下り、マッチングの質が高まった」。

業務領域別(職種別)や事業部別の新卒採用を行おうとすると、「その職種に応募する理由は絶対にあるよね」と、やりたいことを長い文字数を割いて質問します。

その結果、ミーハーの受験者が排除され、届くエントリーシートの数は減りますが、その分しっかり読み込むことができるため、その後の面接のクオリティが高くなり、内定辞退率が1ケタになるのです。

素晴らしい。

ふたつめは上段にある「ガスの安定供給という不変の価値と、脱炭素という新しい価値がある。この価値観を共有でき脱炭素化をチャンスと捉え誠意を持って挑戦し続けられる人。コロナ禍の3年間にどんな挑戦をし成長したのかも知りたい」です。

東京ガスは毎月、必ず一定数の売上が入ります。

ここから、安定している会社と見做されています。

たしかに安定している会社なのですが、大いなる弱点があります。

人口減により、新規顧客が得られづらいことです。

さらに、既存顧客を回っているだけでは、確実に売上は減ります。

よって、今後の売上増を実現するため、東京ガスは脱炭素に目を付けたのですね。

その事業をゼロからイチにできる就活生が欲しいために、「コロナ禍の3年間にどんな挑戦をし成長したのかも知りたい」と発言したのです。

東邦ガスも西部ガスも同じような内容を日刊工業新聞で発言していました。

人口減で売上が減ることが確実の今、自社のインフラを上手に使って新しい挑戦ができる就活生に内定を出すよ、と言っています。

東京ガスだけではなく、他のガス会社でも通用する内容です。

よって、ガス会社を志望する就活生は全員、この記事を精読し、自身の就活に反映していきましょう!

 

 

 

 

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