10日の日経MJ3面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD035Y70T00C24A7000000/
新卒の就活で必須項目である学生時代に力を入れたこと、略して「ガクチカ」で採り上げるエピソードを解説しています。
学部3年生(修士1年生)になってインターンシップ選考でエントリーシートを作ろうとしたとき「ガクチカに書けるネタが無い」と、逆ギレする就活生が多く居ます。
「ボク、言いましたよね」ですよ。
教員やキャリアセンターの方々は入学時に「就活のときに必須だから、今からネタ作りを始めましょう。ネタ作りのための元ネタはウチで用意しているから、困ったら相談してください」と強めに言っています。
それを全部無視して「ガクチカに書けるネタが無い」とか言っているのだから、まさしく「ボク、言いましたよね」。
自業自得です。
その状況下でも採り上げるエピソードをヒネリ出すのですが、アルバイトと長期の有給インターンシップは常套パターンですね。
記事では、成績証明書と履修履歴で評価することをオススメしています。
しかし、その科目が自社の事業の更なる発展にどのように役立つのかが、企業には全く分からない。
それで齟齬が生まれて企業は「やはりアルバイト(もしくは長期の有給インターンシップ)が、いいよね」と、なってしまいがちです。
しかし大学側もきちんと考えています。
よくあるのは、夏期休業をまたいで通年で目に見えて分かる何かの成果を出す授業です。
理工系学科では昭和期から有りますが、これが文系学部にも広まり始めました。
試作品の完成だったり、ソフトウェアの発表だったり、学術的な大会に出場したりなどです。
このエピソードは成果物があるため、企業の方も「いいね!」と評価が高いですね。
よって、内定を獲得しやすい。
1年生からゼミを組み込んでいる大学がありますが、その派生です。
翻って学生の皆様は、自身がそれを履修したのに、気付いていないことがとても多い。
そこを私が指摘しますと「あぁ、そうか!」と気付いて、秒速ですごく良い内容のガクチカが出来上がります。
そういうことですよ。
記事の意図とは全く違いますが、就活生の皆様は自身が履修した科目を振り返ると、ガクチカのネタになるエピソードが有ったりするよ!
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