(採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」2025年3月24日配信分より)

世界中で強めに報じられているのになぜか、日本だけ報じられないニュースはたくさんあります。

NHKBSのワールドニュースを観ていると、その一部がわかりますね。

本ニュースレターの内容に則した内容を挙げますと、世界は今、新卒学生の就職難です。

アメリカではハーバード大学の卒業時点での内定率が10%を切っています。

好況期でも40%くらいですので元から低めなのですが、10%未満は異常事態です。

キャリアセンターも大忙しで支援をしています。

発端は金融世界最大手のゴールドマンサックスが学生インターンシップの募集を停止したためです。

「あの会社が採用を控えているんだから、何かがあるぞ」と不安になり、これに倣って新卒学生の採用を控えています。

中国も同じことが起きています。

この国はそもそも人間が多すぎる。

新卒の就活生だけでも約1200万人います。

日本の就活生は約50万人です。

24倍の多さです。

1200万人の新卒を育てられるほどの余裕がある会社はどれだけあるのか?

人口比で考えると中国は意外に少ないのですよ。

しかし、日本は真逆です。

採用する企業の方が困っている。

今年初めに台湾と韓国で、日本の採用難を報じるニュースが流れ、「有り得ない」「私も日本に行きたい」と現地SNSはバズっていました。

ここに貴社はチャンスが有ります。

学生の就職難の国で新卒採用をするのです。

貴社が現地の大学へお問い合せするのが、最も正確方法です。

語学と度胸のある方は是非実践しましょう。

商工会議所や業界団体によっては、現地の合同企業説明会に参加するツアーを主催しているところもあります。

熊本県にある商工会議所がつい先日、中国へツアーを行いました。

実際に採用できたそうです。

日本の大学に「文学部英文学科」や「外国語学部スペイン語学科」があるように、外国では「文学部日本文学科」「外国語学部日本語学科」がある大学が各国で有ります。

この学科の先生は日本語ができるので、アプローチしやすい。

私のお客様で、自社で直接に日本語学科にお問い合せしたら、すぐに採用ができた事例が多く有ります。

メールだけですので、実践してみることをオススメしますよ!

 


採用のPDFニュースメール「高田晃一からの手紙」
隔週刊。配信の申し込みはこちら
http://takada188.com/info/tegami

 

高田晃一への講演依頼
http://takada188.com/alectures

 

高田晃一の採用活動コンサル「採用の家庭教師」
http://takada188.com/saiyocon-2

 

高田晃一のレギュラーラジオ番組
ふくろうFM「タカダ式!成功する新卒採用」
番組のHP: http://takada188.com/296fm