本日の日経MJ11面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC2232G0S1A221C2000000/
リクルートは2023年卒採用において、採用予定人数を2022年卒採用より「増やす」と発表した企業が全体の10.9%だったとそうです。
非常に素晴らしい。
特に素晴らしいのは、「減る」と回答した企業がたったの3.9%で、調査を開始した2011年卒以来最も少ない数字になったことです。
コロナ禍からの復興で大きく売り上げを増やせる戦略と戦術ができ上がりつつあるため、2023年卒はもっと採用予定人数を増やしに来たのですね。
コロナ禍で不安を煽られている世間ですが、就活生にとっては企業を選り好みしまうほどの圧倒的に優位な立場であり、むしろ新卒採用を行う企業が「採用難」でむちゃくちゃ困っているのですよ。
しかし、従業員が1000人以上の会社は年々、有効求人倍率が減っています。
直近ですと1000人以上は0.89で、5000人以上は0.41です。
0.41とは100人志望しても採用予定人数が41人しかいない、ということです。
これが該当するのは就活生人気企業ランキングにランクインする全ての会社です。
そういった会社は全て採用予定人数を減らしているわけではなく、オンラインでの就活が定着したことによって志望者が増えたためです。
ジョブ型採用とかが言われていますが、それに近い感じのモノが来ています。
どういうことか?
「ウチは~~の性格と~~の能力を持っている人しか内定を出さないよ」と、内定を出す基準が厳しくなっていますね。
エントリーシートの出題文とか会社説明プレゼン動画を細かく見ますと、尚更そう感じます。
就活支援をしている私からすれば、「ここに書いてあるじゃないですか」と説明しやすくなった一面があります。
しかし、多くの就活生はそこまで明確に掴めていない。
ですのでその掴み方を一昨日と昨日、2023年卒就活生に対して話してきたよ!
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