世界規模で新卒採用を最も増やしている業界は就活生からの人気が全くない！

本日の日本経済新聞13面より。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66880770R01C20A2TJ1000

世界の半導体市場が来年、最大規模の48兆円になるそうです。

コロナ禍のど真ん中でも半導体市場は世界規模で伸び続けていますね。

直接的な理由は、スマホとデータセンターです。

非常に素晴らしい。

半導体の完成品はインテルとかサムスン電子とかＴＳＭＣとかといった国外の会社が、全体的なシェアを占めています。

しかし、これらの企業の工場で使われている半導体製造機器で世界シェアを獲っている日本企業はたくさんあります。

有名なところですと、レーザーテックとか東京エレクトロンとかアドバンテストとかですね。

他にも全国各地で世界シェアを獲っている日本企業があります。

その中で今、最も勢いのあるのは、インテルの大型案件を獲得したイハラサイエンスですね。

しかし、それらの会社は総じて世間的な知名度が無さすぎる。

よって、特に文系学生向けの新卒採用で苦戦しています。

神奈川県に本社がある世界シェア１位を獲っている某社は、某私立大学のキャリアセンターに訪問したとき、職員の方から「初めて聞く会社だね」と嘲笑されたそうです。

先日の東洋経済ONLINEでも記事にされていましたが、キャリアセンターの方々はコロナ禍の今でも「ANAだ！」とか「JTBだ！」とかと言っています。

だから就活生は自学のキャリアセンターを敬遠しているのだと、私はいつも考えます。

よって今、大手企業への入社を狙っている就活生は半導体製造機器の会社を調べるのが最も有効な手段だよ、という話を最近は頻繁にしているよ！