本日の日経産業新聞11面より。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODZ15BB60V10C21A1000000/

リクルートで新卒採用の責任者を長く従事されていた曽和利光さんが、新卒の就活におけるオンライン面接の攻略法を解説しています。

コロナ禍でオンライン面接が急激に広まりました。

これにより、リアルで対面での面接で効果があったテクニックが全く通用しなくなり、オンラインならではのテクニックが登場したりしています。

この混乱を交通整理する意味で紙面を大きく割いて、曽和さんが解説されています。

リアルの面接では、同一空間でお互いに対峙するため、就活生から発せられる独自のオーラでなんとなく誤魔化しが通用してしまうところがありました。

しかし、オンラインによって、そのオーラが全く通じなくなりました。

よって記事の見出しのとおり、オーラとか熱意とかを全て言葉にしなければならないことが、オンライン面接での最たる特徴ですね。

ここから就活生の皆様は、自身が考えていることを全て言葉にして、面接官に正確に伝えないと、適切に評価されません。

ここが重要です。

別の視点で言いますと、面接官は就活生の見栄えを気にする割合が減ったため、就活生が話す言葉により強く注意します。

そうしますと「この学生、良いこと言っているじゃん」と、面接官が気付いてくれたケースが激増しています。

よって、インターンシップでのリアルの面接では全敗だった「コミュ障」と自称している方々が、本選考のオンライン面接だと合格しまくっているケースが多かったのが、2021年卒就活の特徴です。

面接官に対しても同じことです。

オンライン面接は言葉により強く注意しますので、就活生に振る質問により意識が向けられます。

よって、「この質問、倫理的にまずいんじゃないか」「これは貴社の事業内容と何のつながりがあるのか?」と感じさせる質問を振られたことに気付く就活生も激増しています。

面接時における面接官としての仕事は「就活生を選別すること」と「入社して欲しい就活生には質問を通じてスカウトをすること」です。

ダメな面接官は「就活生を選別すること」だけしか行わないため、倫理的にまずい質問を振ってしまうのですね。

これがいけない。

よって、就活生にとってはこういった倫理的にまずい質問を振る会社は、それが社内では普通なのだから、その会社の社風は倫理的にまずいのだよ、と言っています。

面接の質問でその会社の社風は簡単にわかってしまうのですよ。

よってオンライン面接において、面接官にとりましても就活生にとりましても、自身が発する言葉はリアルの面接よりも、相手に非常に大きな影響を及ぼします。

そういった言葉の選択と発信の練習はとても重要だよ、という話しを先月から頻繁にしています。

特に企業に対しては、面接をする就活生の本性がわかってしまう質問の作り方を教えたりもしているよ!



 
 
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