ロームの社長さんから学ぶベンチャー企業よりも大企業に入社した方が良い理由

本日の日本経済新聞17面より。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO60659100S0A620C2TJ2000/

京都市が誇る大企業、ロームの社長さんのインタビューです。

課長時代に世界標準になることを目指して新事業を立ち上げたのは良いのですが、大失敗しちゃったよ、という内容です。

私はよく「できるだけ大企業に入社しろ！」と就活生に言っていますが、その理由がこの記事に現れています。

失敗に寛容だからです。

もしベンチャー企業に入社して、事業に失敗したら、会社そのものが無くなってしまいます。

さらには、倒産したベンチャー企業出身ゆえ、転職活動もうまくいきません。

大企業ですと、数十億円規模の失敗も「良いことを学んだね」と許容されます。

そして、失敗で学んでことを次の仕事で活かせば、記事のとおりに社長にまで出世できるのです。

同じ事例でバンダイの社長さんの話も有名ですね。

課長時代に先頭に立って事業を行っていた伝説のゲーム機「ピピンアットマーク」は、260億円もの大損失を生みました。

しかし、バンダイは倒産していませんし、自身も社長になりました。

こういうことができるのです。

すごいことだよ。

ものすごいお金を使って新事業に挑戦でき、失敗しても倒産しないことが、大企業の良いところですね。

よって、就活生の皆様はできるだけ大企業に入社した方が良いよ！