本日の読売新聞15面より。
https://kyoiku.yomiuri.co.jp/shukatsuon/contents/on-40.php
文化放送キャリアパートナーズの平野さんが就活生からのお悩みに回答しています。
最初の段落のとおり、平野さんの回答と同じ意見です。
賛同しただけではヒネリがないため、私の視点で回答してみます。
そもそも内定獲得を目指して書類(エントリーシート)を作るはずなのですが、「どうすれば書類選考に通過できるのか」という通過基準を知らないままで、書類を作ることがおかしい。
竹槍で鉄砲に立ち向かっているとは、まさにこのことです。
日本の大学受験でも、東京大学と早稲田大学とで入学試験で出題される問題の傾向が全く違うように、志望する大学に合わせた傾向と対策を掴んで受験勉強を行うはずです。
よって、新卒での就職活動も「企業研究」という名称で、書類選考を確実に通過するための傾向と対策を掴まなくてはいけない。
しかし、相談者である中大生の「判断基準がわかりません」とは、「企業研究を全く行っていないよ!」と同義で就活生としての業務怠慢としか言えません。
これがまずい。
よって、企業研究によって就活生自身が志望している企業の書類選考が通過できる判断基準を正確に掴み、「その基準に私は適っていますよ」と徹底的にわかりやすい日本語で表現できれば、どんな企業でも書類選考は確実に通過しています。
全く難しくない。
その判断基準をどうやって掴むのか?アウトドアとインドアとで2つの方法があります。
アウトドアの方法とは?就活生であるあなたが、インターンシップとか会社説明会とかで実際に志望している企業に行き、現場の社員(できればエース社員)の方に対して「どんな後輩と働きたいのですか?」と訊きます。
その回答として出てきた後輩の人物像が、その会社の求めている人物像にかなり近い。
よって、これがそのまま書類選考の通過基準になっています。
インドアの方法とは何か?
それはビジネスモデルを解析することです。
あなたが志望している企業が売上を上げている方法を掴むのです。
日本企業は総じて、より多くの売上を上げてくれそうな就活生に内定を与えています。
よって、ビジネスモデルを掴めば、どんな性格を有して、どんな能力を持っている人が、その会社で最も売上を上げている人なのかが、正確にわかります。
「その性格と能力を持っているのが私なんですよ」と徹底的にわかりやすい日本語で書けば、書類選考は簡単に通過しています。
全く難しくない。
2つの方法を実践すると、書類(エントリーシート)選考はうまくいきます。
2021年卒でも1500名くらいの就活生をうまくいかせることができました。
就活生の皆様は是非、あなたが志望している企業の通過基準を正確に知ることから、書類(エントリーシート)を作り始めましょう!
昨日もこの2つの方法をもっと具体的に茨城大学の学部3年生の方に話してきたよ!
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